
em菌を使って家庭から出る生ゴミを良質な肥料に作り変えましょう
1、密閉の出来るバケツ2個、生ゴミのたくさん出る家庭では3個用意してください。
いろいろな種類や、大きさの物があります。EM生ごみ処理容器はこちら
生ゴミと液が分離出来る上げ底の物が適しています。
2、EMぼかし(EM発酵資材)又はEMスーパーセラ・テラCをご用意下さい。
作り方は簡単です。ぼかしの作り方のコーナーをご覧下さい。
作るのが面倒な方はボカシ又はEMスーパーセラ・テラCをお買い求め下さい。
生ゴミ堆肥の作 り 方

1、その日に出た生ゴミを水気をよく切り、なるべく小さくきって三角コーナーに入れる。生ゴミは出来るだけ水分を切ってその日のうちにバケツに入れましょう。
三角コーナーにさっと水切りをセットします。
生ごみを入れパッと発酵、EMぼかし、又はEMスーパーセラテラCを入れる。

2、三角コーナーの生ゴミはその日のうちに密閉容器に入れる。入れたら必ずEMぼかしか EMスーパーセラ・テラC又はパッと発酵を入れます。
一握りまんべんよくまき(生ごみ100gに対し1~2g)夏場はぼかしは心持多めに

3、三角コーナーに生ごみがたまったら袋ごとバケツの中に入れる。
EM菌は空気を嫌うので出来るだけ押し詰めてください。

4、発酵液が溜まったら、その都度取り出す。液はあまり溜めないで出来るだけ頻繁に取り出す。
取り出した液は、腐りやすいのでその日のうちに肥料などに1000倍液にして使う。
原液又は500倍でトイレに入れると臭いが消える

5、一杯になったバケツは直射日光のあたらないところに1-2週間置く。
(直射日光に当てると温度が上がりすぎてEM菌が死滅する,)。
糠漬けのような発酵臭がすれば成功です。
長期保存させる場合は乾燥させて保存する。
EM菌とは
EM菌のEはEffective(有用)の頭文字のEで、MはMicroorganisms(微生物群)の頭文字のMですEM菌は善玉菌のかたまりまりです!
微生物には、人間にとって有用な善玉菌と、害をもたらす悪玉菌がいます。
EM菌はいくつかの善玉菌を、その効果が現れるように組み合わせたもので人体に全く安全なものです。
その安全性は北里環境科学センターのマウス試験で報告されております。
EM菌は自然界に生息する微生物を集めて培養したもので、人工的に作り出したものでなく、EM菌に含まれる微生物のほとんどは、酒や、味噌、チーズなどの発酵食品に使われているものと同じです。
EMに含まれている代表的な善玉菌は乳酸菌 酵母菌 放線菌 糸状菌 光合成細菌です。

乳酸菌
有機物の腐敗を防ぎ、発酵を進め、有効な養分にする

放線菌
抗生物質を生成し、カビや病原菌を抑制する

酵母菌
ビタミンや生理活性物質を作り出し、植物や他の有効菌の活性化を増進する

糸状菌
アルコールを生成するこうじカビと同じ発酵系の菌で、有機物の有用発酵に導く働きをする

光合成細菌
有機物の腐敗を防ぎ、発酵を進め、有効な養分にする
生ごみを肥料に変えるEM発酵資材
EMぼかしを作る材料
生ごみ処理用ぼかし(Ⅰ)型の作り方
■ 生ごみ処理用ぼかし(Ⅰ)型 ■
超簡単ボカシの作り方
用意するもの●1500ccのペットボトル(清涼飲料水の空き瓶)
●米ぬか5~6Kg●籾殻1Kg
●EM1号又はEMW15cc(大さじ1)
●糖蜜15cc(大さじ1)
●一晩汲み置いた水、又は井戸水か浄水器の水
●お湯100cc程度(50度ほどの温度)
●米の紙袋・計量スプーン大さじ・小さなボール(料理用)

■ 生ごみ処理用ぼかし(Ⅰ)型 ■
作りかた
1、糖蜜を溶かす。100cc程度のお湯をボールに入れ、糖蜜大さじ1を入れて溶かす。
2、1をペットボトルにいれ、水を8分目まで入れよく振る
3、糖蜜の入ったペットボトルにEM1号をスプーン大さじ1杯を入れる。
水を一杯になるまで注ぐ。よく混ぜる。EM2号も入れると更に良い。
これでEM1号の100倍液が出来ました。
4、黒のビニール袋に、分量のヌカと籾殻を入れ、EM100倍液をヌカと籾殻に注ぎながら
良く混ぜる。
混ざったら米の袋に硬く押し込んで入れ硬く封をしてガムテープなどで密閉する。
今使った黒のビニール袋をかぶせ、冷暗所に置いておきます。
夏は3~4日冬は7~10日で発酵が完成します。
完成の目安は、甘酸っぱい美味しい香りがして白いカビが上の方に生えたりします。
発酵途中、ぼかしを入れた容器が40度以上になっていることがあります。
そのときはすぐに広げて干してください。
長期保存するには、広げて干してから保存してください。
EMぼかしの出来上がりです。
■ 肥料用ぼかし(Ⅱ)型の作りかた ■
EMぼかしⅡ型作りの材料 用意する材料
EM1号
EM1号150ccに水1500cc。EM1号を希釈するときの水は井戸水または浄水した水を使う。やむを得ず水道水を使うときは一晩汲み置いたものを使用する。
糖蜜
適当な量のお湯を煮沸しそのお湯に糖蜜150ccを入れて溶かす。EM1号希釈液の中に入れて混ぜる。
EM菌のエサ
善玉菌のエサは糖蜜の代替品として登場しました。EMが活性化しやすい栄養分をバランスよく配合し、糖蜜よりも手軽に活性液を作ることができます。
もみ殻
もみ殻は善玉菌の発酵過程においてその住みかとなります。配合量は全体の1割ほどが適当と思われます。混合割合を多くすると出来上がりがさらさらになります。
一般栽培米ぬか
一般米を精米して出た米ぬかです。 畑の肥料、EMボカシの材料、漬物などにご利用下さい。肥料、EMボカシを作る材料として
EM鶏糞
鶏糞、豚糞、牛糞、その他の有機質肥料が近くにあれば油粕、魚粉と配合割合を調整して利用する。ない場合は油粕魚粉更に骨粉があればなおよい
純正菜種油粕
有機肥料、EMぼかし 肥料の資材
有機JAS適合資材
菜種油粕はナタネという植物の種から油を搾り取って残った搾りカスのことをいいます。
魚粉
有機肥料、EMぼかし 肥料の資材
有機JAS適合資材
魚を乾燥して粉砕して粉状にしたもので大変良い有機肥料となる。
米ぬか100に対して油粕+魚かすを50~100に混合する。
(鶏糞、豚糞、牛糞など周りにあるものでもよい)
●EM1号又はEMW 100倍希釈液 150cc
●糖蜜 100倍希釈液 150cc
●水 (一晩汲EM希釈液み置いた水、又は井戸水か浄水器の水)15L
材料の乾燥状態や混合比率の割合により水分の量が違います。[150L]の材料に
[約15L前後]の水が必要です。
例の場合、15Lの水にEM菌と糖蜜を希釈し、100倍希釈液を作ります。
その他の材料に稲藁、籾殻、粉炭、ゼオライト、カニ殻等いろいろありますが安価で入手し易く
新鮮な有機物であれば、材料は限定されません。
(1) 米ぬか、油粕、魚かすなどの材料を良く混ぜ合わせます。
(2) 糖蜜を少量のお湯(約40~50℃)で溶かした後、水を加えて100倍の希釈液を作ります。
糖蜜は水では溶けにくく、必ずお湯を使いますが、お湯は水の使用料に含まれています。
(3) その液にEMを入れてEM・糖蜜の混合液の100倍の希釈液を作ります。
(4) その混合液を、(1)の良く混ぜ合わせた材料にジョロなどでかけながら、再度混ぜ合わせます。
その時の水分は30~40%にします。目安は混ぜ合わせた材料を握って、団子のようにならない
で、触ると壊れるぐらいの状態です。
(5) 出来上がったものを米袋などに入れ、更に黒ビニール袋に入れ、口をしっかり締めて二重にします。
(6) 発酵期間は夏場3~4日、冬場7~8日間で発酵します。
EMボカシの熟成
EMボカシはよい発酵の匂いがしたら基本的に出来上がりです。(仕込んでから3週間後)。
EMボカシは土作りに最適ですが、出来たばかりのEMボカシは発酵力が強く、作物の根に障害を与えてしまうこともあるので、施用してから植えつけるまでに2週間程度の時間をおく必要があります。
EMボカシは密閉容器内で半年ほど熟成させると、アミノ酸成分が増えて肥効も穏やかになり、根回りへの施用や育苗にも使用できるようになります。
一人一人の心がけが美しい地球を守ります。
身の回りにある漂白剤や合成洗剤。これらを使用すれば、しつこい油汚れやカビなどが簡単に落とせて便利です。
ところが、その洗浄力が人の皮脂まで奪い皮膚障害の原因となるばかりでなく、川や海の汚染を引き起こしています。
汚染物を浄化するパワーをもつ有用微生物群「EM菌」は、EM菌自体を下水に流すことで、川や海の浄化に役立ち、EM菌を利用することにより、一人ひとりのわずかな努力で汚れは減り、美しい自然がよみがえります。
毎日のお掃除やお洗濯、炊事などに、米のとぎ汁EM発酵液、EM希釈液を、ぜひご活用ください。
EM菌を増やして使う
■EM10倍活水(性)液の作り方■
用意するもの
●EM1号又はEMW200cc
●糖蜜 200cc
●ジョウゴ
●ペットボトル
●水2L
作りかた
①ボールにEM1号200ccと糖蜜200cc、(糖蜜はお湯で溶かす)
水2L(糖蜜に使用したお湯の量を引く)を入れよくかき混ぜる。
②①をジョウゴを使ってペットボトルに入れます。
③しっかり密閉する。
④温かいところに置いて4から7日で出来上がり。
注1:EM活性液は1次活性で10倍までの活性液でお使い下さい。
注2:良質の水を使うこと、滅菌した糖蜜を使うなど、品質保持には十分ご注意下さい。
完成後の活性液のpHは4以下が基本です。
また、2回を超えてEM菌を培養した場合、微生物のバランスが崩れ、
効果が発揮できなくなりますのでお止め下さい。
サイオンEMボランティアを使った活性液の作り方

EMボランティアと水を混合するだけで活性液が出来ます。
従来のように糖蜜を加えることはいりません。
10%活性液の作り方
本液100mlに水900mlを加え(良質の水を使うこと)ペットボトルにいれ発酵させる。
■米のとぎ汁EM発酵液の作り方■

用意するもの
●EM1号又はEMW200cc
●米のとぎ汁2L
●ペットボトル、ジョウゴ
●糖蜜又は砂糖200cc

①ボウルにEMと糖蜜又は砂糖、 米のとぎ汁を入れ、よくかき混ぜる →

②①をジョウゴを使ってペットボトルに
入れる →

③しっかりとふたを閉めて密閉状態にする ↓

④冷蔵庫の横などの温かい所に置いて4~7日で出来上がり
1、EM、糖蜜、又は砂糖をちょっと多めに入れる。
2、とぎ汁、EM、糖蜜又は砂糖を良くかき混ぜる。
3、温かいところ(30~40℃)に置く。冬は風呂の湯につけておくとよい。
4、密閉はしっかりすること。
5、発酵が始まったら必ずガス抜きをすること。
6、前回作った米のとぎ汁発酵液(上手に出来たもの)を10分の1程度残しておき、その中に新しい米のとぎ汁と糖蜜又は砂糖とEMを加えて発酵させる。
この作業を繰り返すことによって菌の密度を上げることができる。
■EM10倍活水(性)液 米のとぎ汁EM発酵液の使い方
農業、環境浄化や暮らしに役立ちます。
ー利用方法と効果ー
暮らしの中で活躍
●キッチンで
・食器洗いに・・・・つけ置き洗いします。ひどい汚れには、スポンジに原液をつけて
・まな板に・・・・ティッシュペーパーをかぶせ、原液を一面に垂らして一晩そのままつけ置き、翌日タワシでこすりましょ
●お部屋の中で
・畳や柱、壁などお部屋のいろいろのところに、EMW希釈液をスプレーします。汚れが落ちやすくなりお部屋の空気が清々しくなってきます。
・廊下やテーブル、窓枠、テレビの画面にもEMW100倍希釈液をふきかけ、雑巾がけしましょう。部屋中にEMWを吹きかけると、煙草のヤニも壁に付きにくくなります。
・灯油などを床にこぼしてしまった場合は、EMW100倍希釈液に砂糖か糖蜜を少量加えて、こぼした場所にスプレーします。少し置いてふき取るとにおいも汚れもきれいに落ちます。
●お風呂場で
・浴槽のお湯には、EMW原液をキャップ2~3杯入れ、フタをしないで毎晩そのままにしておきます。浴槽の掃除が楽になり、浴室や脱衣場の壁にカビも付きにくくなります。
・洗面器や風呂の戸に付着した湯あかに、EMW希釈液を一噴き。汚れが落ちやすくなります。
・汚い雑巾やふきんも濃いめのEMW希釈液に一晩つけ置きしておくと、きれいになります。
●おトイレで
・便器やおトイレの中にEMW100倍希釈液を一噴きしましょう。便器に汚れが付きにくくなり、悪臭も消えます。
●洗濯に
・洗濯するときにキャップ一~二杯のEMWの原液を洗濯機の水槽に入れる。
・洗剤が少なくてすむ、洗濯物に静電気が発生しなくなる、
・洗剤などの皮膚に与える悪影響が軽減される。
もっと詳しくはEM-Wのページを参照
更にもっと詳しくは EMを家庭で使ってみましょうのページお掃除に・・・・
●微生物による土壌改良
・活水液を希釈して土壌に散布する。EMボカシと併用することでEM菌の働きを促進する。
・活水液を希釈してEMボカシ肥料を作る
・活水液を大量に生産して田畑の投入することで土壌を短期間で抗酸化状態に改良することで病害虫の発生を抑制する。
・品質の高い作物の増収が可能になる。