ほんだ農場のお米の放射能物質測定結果
2011年3月11日に起こった東日本大震災で関東、東北地方に甚大な被害をもたらしました。
同時に東京電力福島第一原子力発電所が電源を喪失して原子炉を冷却できなくなり放射性物質の
漏洩を伴う大事故に発展しました。
ほんだ農場では2011年9月に収穫された玄米のサンプルを2011年9月21日に福岡県の厚生労働省登録検査機関、株式会社キュウサイ分析研究所に放射性物質測定検査を依頼しました。
その結果が2011年9月30日に届きました。報告いたします。
その後、2012年(24年産)、2013年(25年産)にも検査しております。その結果につきましても以下をクリックしてご覧ください。
2011年(23年産米)当農場の放射能物質測定結果Click
2012年(24年産米)当農場の放射性物質測定結果Click
2013年(25年産米)当農場の放射性物質&残留農薬測定結果Click
2014年(26年産米以降)当農場の放射性物質測定についてClick
2018年(30年産米)当ほんだ農場の放射性物質&残留農薬検査についてClick
2011年(23年産米)石川県が行った放射能検査結果についてClick
2012年(24年産米)石川県が行った放射能検査結果についてClick
2013年(25年産米)石川県の放射能検査についてClick
2018年(30年産米)石川県の放射能検査についてClick
平成26年以降の放射能検査について
2018年、2019年、2020年、2021年(平成30年、令和元年、2、3年産米)
の検査も実施して放射能検出なしの報告を受けています。
その後の検査は実施していません。
政府の暫定規制値は飲料水、牛乳は200ベクレル/kg
乳幼児食品、一般食品
500ベクレル/kg
2012年4月から飲料水、10ベクレル/kg 牛乳は50ベクレル/kg
乳幼児食品は
50ベクレル/kg、一般食品は100ベクレル/kgに設定されました。
ほんだ農場では測定規制値を厳しい1ベクレル以下/kgでの測定を行いその結果検出なしの報告を
いただいております。2018年測定規制値は10ベクレル/kg以下で測定。
2011年産米(23年産)ほんだ農場放射性物質測定結果
試験品の受領日:2011年9月27日
検査実施施設及び所在地:株式会社キューサイ分析研究所 福岡県宗像市野坂2738-5
本成績書の発行権限者:入江剛郎
要求事項及び仕様に対する適合性: ◎適合
試験条件に関する事項:◎問題なし
分析結果
1、検査項目及び検査結果
分析項目:ヨウ素ー131、
分析結果※:不検出、検出限界:0.96Bq/kg 試験品測定日:2011年9月28日
分析項目:セシュウムー134、
分析結果※:不検出、検出限界:1.1Bq/kg 試験品測定日:2011年9月28日
分析項目:セシウムー137、
分析結果※:不検出、検出限界:1.2Bq/kg 試験品測定日:2011年9月28日
※試験品測定日の値
2、検査方法
γ線スペクトロメーター(ゲルマニウム半導体検出器)法
測定時間:1000秒 試験品の使用部位:全体 試験品の洗浄処理:無し
3、特記事項
本成績書の試験結果は、当該試験品だけに関するものです。
また、当試験所の書面による承認なしで、報告書の一部だけを複製することを禁止します。
特記事項に従って検査成績は検査成績書を忠実に複製しております。
2011年(23年産)石川県の放射能物質測定結果
石川県が放射能の検査をホームページで公表しています。
その結果は以下の通りです。
環境放射能水準調査結果 石川県ホームページより
大気浮遊じん中放射性物質濃度 石川県(金沢市)
水道水(原水)中放射性物質濃度(金沢市末浄水場)
水道水(蛇口水)中放射性物質濃度(金沢市太陽が丘)
降下物中放射性物質濃度(金沢市太陽が丘)
ヨウ素131 セシウム137 セシウム134 ミリベクレル/立方メートル 7/1 ~ 7/25 検出されず
能美市役所(能美市寺井町)での放射線の測定について
7月1日 晴れ 地面の状態 アスファルト 空間放射線量率(地上1m高さ)0.082マイクロシーベルト毎時
過去3年間の測定値の範囲(金沢市太陽が丘)0.028~0.128マイクロシーベルト毎時
石川県が米(早稲種)の放射能検査の結果をセシュウム134.137について検出せずと公表しました。
以下が石川県のホームページに記載されている内容です。
石川県 米(ゆめみづほ、ハナエチゼン)放射能検査結果 8月16日検査(早生品種、8月10日採取)
金沢市、かほく市、白山市、野々市町、津幡町、内灘町 セシュウム134、137不検出
石川県 米(ゆめみづほ、ハナエチゼン)放射能検査結果 8月18日検査(早生品種、8月12日採取)
小松市、加賀市、能美市、川北町 セシュウム134、137不検出
数値の記載がありませんので
検出せずの値がどの程度なのか気になるところです。
国の米に対する基準は500ベクレル以上は出荷停止、200ベクレル以上は再検査としています。
検出せずは199ベクレルなのかそれ以下なのか気になるところで、県に問い合わせしました。
県の答えは最低測定値10ベクレルで測定した。
それ以下の値は測定できないので検出せずとしている。との答えでした。
石川県の米の早稲種の現在の測定結果では10ベクレル以下で安全であると捉えられる。
この結果は当農場のホームページのトップペ-ジでも記入してございます。
2012年産米(24年産米)ほんだ農場放射性物質測定結果
ほんだ農場が石川県とは別に独自に放射能検査を実施しました。
24年産玄米放射能検査成績書
依頼者の所在地及び名称 受付No.2012092514-01-1
石川県能美市小長野町戊177 報告日 2012年9月27日
福岡県宗像市王丸411-1 厚生労働省登録検査機関
株式会社 キューサイ分析研究所 社印
加賀百万石ほんだ農場
標題
放射能物質検査
試験実施に関する事項
試験品の名称
24年産石川県ほんだ農場のコシヒカリ玄米
試験品目 ー
試験品の受領日 2012年9月26日
試験実施施設及び所在地 株式会社キュウサイ分析研究所 福岡県宗像市野坂2738-5
本成績書の発行権限者 入江剛郎
h要求事項及び仕様に対する適合性 ○適合
試験条件に関する事項 ○問題なし
その他
分析結果
1、検査事項及び検査結果
分析項目 分析結果 検出限界 試験品測定日
ヨウ素ー131 不検出 0.66/Bq/kg 2012年9月26日
セシウムー134 不検出 0.69/Bq/kg 2012年9月26日
セシウムー137 不検出 0.90/Bq/kg 2012年9月26日
※ 試験品の測定の値
2、検査方法
γ線スペクトロメーター(ゲルマニウム半導体検出器)法
測定時間 2000秒
試験品の使用部位 全体
試験品の洗浄処理 無し
3、特記事項
本成績の試験結果は、当該試験品だけに関するものです。
又、当試験所の書面による承諾なしで、報告書の一部だけを複製することを禁止します。
2012年(24年産)石川県産米の放射性物質調査結果 2012-09-27
石川県が実施した石川県産米の放射性物質調査結果
9月10日の検査をもって、石川県内全19市町の早生品種(19地点)、中生品種(19地点)の調査が終了しました。
いずれの品種・地点からも放射性セシウムは検出されず、本県産米の安全性が確認されました。
9月10日検査(中生品種、9月5日採取)
収穫約1週間前に採取した検体を検査した結果、4市町全ての地点の米から放射性物質は検出されませんでした。今回の検査結果
(単位:ベクレル/kg)
市町名 |
品種名 |
セシウム134 |
セシウム137 |
輪島市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
珠洲市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
穴水町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
能登町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
9月4日検査(中生品種、8月29日採取)
収穫約1週間前に採取した検体を検査した結果、8市町全ての地点の米から放射性物質は検出されませんでした。
今回の検査結果
(単位:ベクレル/㎏)
市町名 |
品種名 |
セシウム134 |
セシウム137 |
七尾市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
羽咋市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
かほく市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
津幡町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
内灘町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
志賀町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
宝達志水町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
中能登町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
8月28日検査(中生品種、8月23日採取)
収穫約1週間前に採取した検体を検査した結果、7市町全ての地点の米から放射性物質は検出されませんでした。
今回の検査結果
(単位:ベクレル/㎏)
市町名 |
品種名 |
セシウム134 |
セシウム137 |
金沢市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
小松市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
加賀市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
白山市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
能美市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
野々市市 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
川北町 |
コシヒカリ |
不検出 |
不検出 |
8月15日検査(早生品種、8月9日採取)
収穫約1週間前に採取した検体を検査した結果、10市町全ての地点の米から放射性物質は検出されませんでした。
今回の検査結果
(単位:ベクレル/kg)
市町名 |
品種名 |
セシウム134 |
セシウム137 |
金沢市 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
小松市 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
加賀市 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
かほく市 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
白山市 |
ハナエチゼン |
不検出 |
不検出 |
能美市 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
野々市市 |
ハナエチゼン |
不検出 |
不検出 |
川北町 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
津幡町 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
内灘町 |
ゆめみづほ |
不検出 |
不検出 |
調査の実施方法
1. 調査時期
収穫前(おおむね1週間前) 1回
ただし、調査の結果、放射性セシウム濃度が50Bq/kgを超えた場合は、当該市町について、収穫後の玄米をさらに調査地点を増やして調査し、検査結果の詳細が判明するまで、農家に対して、米の出荷自粛を要請する。
2. 調査カ所
県内の全市町(1市町につき2カ所(早生・中生品種)、計38カ所)
3. 検査内容
玄米中に含まれる放射性セシウム濃度を測定
4. 検査機関
石川県保健環境センター
5. 検査方法
ゲルマニウム半導体検出器(キャンベラ製)による、γ線スペクトロメトリー法 (測定時間:7,200秒)
bsp; bs 不検出:検出限界未満
食品衛生法による放射性セシウムの基準値:「一般食品」100ベクレル/kg
- この基準値は、平成24年4月1日より、食品衛生法(昭和22年法律233号)の規格基準として新たに定められたものです。
- なお、米の暫定規制値500ベクレル/kgについては、平成24年9月30日まで経過措置が設けられています。
2013年(25年産米)ほんだ農場有機米コシヒカリ放射能測定結果報告
有限会社 ほんだ 殿
件名
放射性物質」の核種分析
受付日 2013年 10月25日
株式会社 つくば分析センター 社印
〒305-0047 茨城県つくば市千現2丁目1-6
計量証明事業登録(濃度)茨城県第70号
試験報告書署名者 土橋幸司 印
ご依頼のありました検体について、試験検査を行った結果を下記の通りご報告いたします。
記
1、検体の名称 平成25年産 石川県産 コシヒカリ
2、測定結果
放射性ヨウ素 Iー131 測定結果 検出せず 検出下限値 1Bq/kg
放射性セシュウムCs-134測定結果 検出せず 検出下限値 1Bq/kg
放射性セシュウムCs-137測定結果 検出せず 検出下限値 1Bq/kg
合計値 - - -
※ 測定結果の「検出せず」は検出下限値未満を示します。
3、測定方法
ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマー線スペクトロメトリーによる核種分析法
食品中の放射性セシウム検査法(平成24年3月15日厚生労働省食安発0315第4号
4、測定機器 キャンベラ社製 ゲルマニウム半導体検出器 7500SL
5、基準値 食品中の放射性セシウム基準値
食品区分 基準値
一般食品 100 飲料水 10
牛 乳 50 乳児用食品 50
※米、牛肉は経過措置として平成24年9月30日まで、
暫定規制値の500Bq/kgが適用
※大豆は経過措置として平成24年12月31日まで
暫定規制値の500Bq/kgが適用
※製造・加工食品は経過措置として賞味期限まで
暫定規制値が適用
2013年(25年産米)ほんだ農場有機米コシヒカリ残留農薬試験結果報告
受付日 2013年 10月25日
受付番号 13003947-001
検体の名称 平成25年産 石川県産 コシヒカリ
試験項目 250農薬
試験方法 平成17年1月24日食安発第0124001号「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用
医薬品の成分である物質の試験法」による。
参考基準 食品、添加物等の規格基準・・・・・米(玄米)
試験結果
試験の結果、試験対象農薬は検出されませんでした。
食味品質評価票(玄米)
サンプル情報
受付番号 13003947 測定年月日 2013/10/25
会社名 有限会社 ほんだ
検体の名称 平成25年産 石川県産 コシヒカリ
生産者名 品種 コシヒカリ
備考 1
備考 2 サンプルNO,20120347
食味成分・特性
水分 14.9% 良
タンパク 5.9% 良
アミロース 18.3% やや良
脂肪酸度 19 やや良
スコア 86
食味各付け S
食味品質評価票について
1、測定機器 静岡製機 米品質評価システム(VPA-5500X-ES-TM)
食味分析計(TM-3500)/穀粒判別機(ES-1000)
2、食味成分・特性
水分・・・水分が少ないとヒビ割れを起こし、炊飯時にでんぷんが糊となって流れ出るため、
べっとりとしたご飯となり食味が悪くなります。
玄米で14.5~16%、精米で14~15.5%が適正な水分といえます。
タンパク・・・タンパク質は水を通さないため、お米の吸水を阻害します。同じ品質のお米でも
タンパク質含量が高いとご飯の粘りが弱くなり、含量が低いとふっくらと粘りのある美味しいご
飯になります。
アミロース・・・お米に含まれる澱はデンプンは「アミロース」と「アミロペプチン」の2種類から
構成されています。
アミロースの比率が低いほど粘りのある美味しいご飯になります。
脂肪酸度(玄米のみ)・・・米の成分や炊飯の物理特性等、官能検査結果と相関の高い特性を
客観的に測定することにより、食味を推定しスコアとして表示します。
全国のお米を測定すると、概ね40~98点の範囲に分布します。
食味各付・・・スコアに従い5ランク(S、A、B、C、D)に分けられます。
S(80点以上)、A(70~80)、B(70~80)、C(60~70)、D(50以下)
株式会社つくば分析センター
2018年(平成30年産米)ほんだ農場有機栽培米コシヒカリ放射能測定測定結果報告
有限会社 ほんだ 殿
件名 : 放射性物質の核種分析
受付日 : 2018年11月28日
株式会社 つくば分析センター 社印
〒305-0047 茨城県つくば市千現2丁目1-6
計量証明事業登録(濃度)茨城県第70号
試験報告書署名者 土橋幸司 印
ご依頼のありました検体について、試験検査を行った結果を下記の通りご報告いたします。
記
1、検体の名称 石川県産コシヒカリ 30年産
2、測定結果
放射性ヨウ素 Iー131 測定結果 検出せず Bq/kg
放射性セシュウムCs-134測定結果 検出せず Bq/kg
放射性セシュウムCs-137測定結果 検出せず Bq/kg
合計値 Bq/kg- - -
※ 測定結果の「検出せず」は検出下限値未満を示します。
3、測定方法
食品中の放射性セシウム検査法(平成24年3月15日厚生労働省食安発0315第4号
食品中の放射性セシウムスクリーニング法(平成24年3月1日厚生労働省)
4、測定機器 NaI(T1)シンチレーションスペクトロメーター
測定下限値 : 10 Ba/kg
5、基準値 食品中の放射性セシウム基準値
食品区分 基準値
一般食品 100 飲料水 10
牛 乳 50 乳児用食品 50
単位:Ba/kg
※米、牛肉は経過措置として平成24年9月30日まで、
暫定規制値の500Bq/kgが適用
※大豆は経過措置として平成24年12月31日まで
暫定規制値の500Bq/kgが適用
※製造・加工食品は経過措置として賞味期限まで 暫定規制値が適用
2018(平成30年産米)残留農薬試験結果報告
受付日 2018年 11月28日
受付番号 18005861-001
検体の名称 石川県産コシヒカリ30年産
試験項目 250 農薬
試験方法 平成17年1月24日食安発第0124001号「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用 医薬品の成分である物質の試験法」による。
参考基準 食品、添加物等の規格基準・・・・・米(玄米)
試験結果
試験の結果、試験対象農薬は検出されませんでした。
(詳細は別紙報告書を参照のこと)別紙報告書には250農薬の測定結果が細かく記入されています。ここでは省略します
2013年(25年産米)石川県の放射能検査について
25年産米の石川県での放射能検査が県のホームページに
掲載されていませんでしたので問い
合わせました。
そのお返事を記載します。
ほんだ農場 本多宗勝 様
メールでお問い合わせの件についてお答えします。
まず結論から申し上げると、県HPの調査結果については
平成24年産米の調査結果で、25年
産米に
ついては、放射線調査は
行っておりません。
国で平成23年から放射線汚染の可能性のある17都県(
東北・関東16都県と新潟県)の生産物
を調査対象としており、
石川県はその対象県になっておりませんが、汚染のないことを
確認する
ため自主的に、平成23年・24年産米については
調査を行ってきました。
その調査結果は、県のHPで公表してきたところで、全調査地点で
本県産の米から放射線は
不検出でありました。
一方、国では2カ年での調査結果で、不検出もしくは国で定める
安全基準の1/2以下しか検出
されなかった7都県について、
平成25年度から調査対象から除外したところであり、
自主的に
調査を行ってきた本県においても、過去2カ年の調査で
放射線汚染が認められなかったことから、
平成25年産のお米については、 放射線サンプリング調査を実施しておりません。
お米の放射線汚染は、今回の原子力発電所での事案では、
空気中に拡散された放射性物質が
土壌に降下し、
稲に吸収・移行する経路が想定されますが、本県で常時観測している
空気中の
放射線においても異常値は観測されておりませんので、
本県の土壌が汚染された事実もありません。
<参考>
http://atom.pref.ishikawa.lg.jp/monitoring/Pages/Radiation/
FormRadiationMap.aspx
このため、汚染された土壌の持ち込み、その土壌で栽培するなど
特殊な事案がない限り、本県産米が
放射線汚染がされることは
ないと考えております。
申し添えます。
石川県農林水産部生産流通課 農業振興グループ 佐南谷(さなたに) TEL 076-225-1622
ほんだ農場26年産米以降の放射能検査について
国が平成23年から放射線汚染の可能性のある17都県( 東北・関東16都県と新潟県)の生産物 を調査対象としました。
石川県はその対象県になっておりませんが、汚染のないことを 確認するため自主的に、平成23年・24年産米については 調査を行ってきました。
その調査結果は全調査地点で 本県産の米から放射線は不検出でしたので25年産以降の検査は致しておりません。
ほんだ農場では平成23年、24年、25年産米の放射能検査を下限値1ベクレルで実施してきましたがいずれも検出せずの結果でした。
ほんだ農場では25年産米まで放射能検査を実施しました結果、検出されませんでした。
又石川県は24年産米の放射能検査までで放射線汚染がされることは ないと考えて25年産米放射能検査を実施しませんでしたので
当農場でも26年産米は放射線汚染がされることは ないと考えて27年、28、29年産米について検査はいたしませんでした。
しかし、お客様の要望もあり、残留農薬検査を実施する際に2018年、2019年、2020年、2021年(平成30年、令和元年、2、3年産米)
の検査を実施して 放射能検出なしの報告を受けています。
残留農薬の検査については適宜行います。